【USUM シーズン7】ポリクチ入りリザテテフ【最終2042-234位】
こんにちは、たこやきです。
ウルトラサン・ウルトラムーンの最初のシーズンが終わりました。
レート2200が10人もでるインフレシーズンとなりました。2つ構築を使っていて、どちらも2050前後までは行けたのですがそこから延ばすことができませんでした。今回は最終順位が高かった構築を記事にしたいと思います。
パーティ作成の経緯
前期手ごたえのあったポリクチからパーティを構築しはじめ、環境にあったポケモンである龍舞メガリザードンXを裏メガとしてパーティに入れた。リザードンともトリル軸とも相性のいいHBベースの眼鏡テテフをいれ、最後にでんきの一貫をきりつつある程度バシャーモと戦え、害悪ポケモンも相手にできるS振りグライオンを入れてパーティが完成した。
パーティコンセプト
パーティ作成時はポリクチ軸にする予定だったが、あまりにもカプ・テテフとメガリザードンXが強くカプ・テテフが誘うポケモンをメガリザードンXで起点にし抜いていくのが大きな勝ちパターンとなっていた。もちろん、従来のポリクチの動かし方通りカプ・テテフやメガクチートの高い火力をトリックルームで最大限発揮できるようにし勝つといったことも想定していた。
パーティ紹介
カプ・テテフ@拘り眼鏡
控え目
特性:サイコメーカー
175(236)-x-109(108)-187(156)-136(4)-115 ※努力値4あまり
HBベースの眼鏡テテフ。対面性能がかなり高いため、初手に出して暴れさせるだけで強かった。一度有利対面を取ってしまえばそれだけで勝てるような試合も何度かあった。技構成はメインウエポン2つと対ギルガルドとトリックルーム化でのメガメタグロス用のシャドーボール、低速鋼タイプが複数入っているようなパーティやバンギラスに打てる気合玉とした。メガメタグロス入りのパーティには絶対に初手に出さないようにしていた。
選出率1位。
リザードン@メガストーン(X)
意地っ張り
特性:もうか⇒硬い爪
185(252)-180(108)-131-x-105-139(148)
環境にヒードランが大量に発生し、鋼2枚の構築もかなり見られた。パーティがヒードラン、テッカグヤ、メガメタグロス、カプ・コケコをかなり誘うのでそこを起点にして竜の舞を積んでいた。メインウエポンだがフレアドライブとドラゴンクローにした。対鋼を意識しているのでげきりんで鋼タイプに止められて負けるのでは意味がないため、火力よりも小回りを意識したが正解だった。地震はヒードラン使ったりカプ・テテフが削ってくれたギルガルドに対して使うことでキングシールドの択を回避できたりして強かった。メガメタグロス対面では何故か雷パンチを打たれることが多かったが、アイアンヘッドから入ってくるメガメタグロスは許してはいけない。
選出率3位。
グライオン@毒々玉
陽気
特性:ポイズンヒール
179(228)-115-145-x-102(52)-158(228)
地震 毒々 守る 身代わり
キノガッサ入り、オニゴーリ入り、ビビヨン入りには初手から選出することが多かった。このポケモンはあまり選出はしなかったが、カバルドンが選出されなくなったりヒードランがリザードン対面で噴煙打ってきたりといるだけでアドバンテージを稼いでくれた。選出こそ少なかったが出した試合はクチートの威嚇やミミッキュの呪いを上手くグライオンにつなげながら戦うことで相手のパーティを崩壊させていった。
選出率6位。
クチート@メガストーン
意地っ張り
特性:いかく⇒力持ち
157(252)-172(252)-145-x-115-71(4)
じゃれつく 叩き落とす 炎の牙 不意打ち
シーズン6の個体と同じ個体だが炎の牙をあまり使用しなかったためランドロスへの打点となる冷凍パンチやASベースのメガメタグロスを一撃で飛ばせるイカサマにすべきだったかもしれない。ミミッキュの呪いやグライオンの毒と不意打ちの相性がよく、詰めにこのポケモンは優秀だった。
選出率4位
ポリゴン2@進化のきせき
控え目
特性:ダウンロード
191(244)-x-110-172(252)-115-82(12)
よくいるHC控え目ポリゴン2。こちらもシーズン6の個体とほぼ同じ個体だが、あまり環境に刺さっていなかった。メガメタグロスやギャラドスにひるまされた回数は数えきれない。ギャラドスへの切り替えしがこのパーティだとポリゴン2しかできないので積極的に選出した。
選出率5位。
意地っ張り
特性:化けの皮
159(228)-156(252)-104(28)-x-125-116
じゃれつく 影うち 呪い トリックルーム
シーズン6の個体と技構成や努力値は同じだが、持ち物がフェアリーZからミミッキュZへと強化された。崩し、切り返し、対面処理など何でもできるため選出もしやすく強かった。鋼タイプに呪い入れておけばそれだけでカプ・テテフ通して勝てるような試合もあり役割集中のような動きができたのもよかった。
選出率2位。
きついポケモンや並び
パーティの素早さが全体的に遅いため先に展開させると負けてしまう。そのためトリックルームやメガリザードンXの竜の舞を先に展開する、グライオンを対面に残し続けるといったことを意識して立ち回った。
剣舞ガッサ・ポイヒガッサ
勝てない。
少しだけ重い。主に想定してる処理ルートがポリゴンのシャドーボール+ミミッキュの影うち、メガクチートの不意打ち+ミミッキュの影うち、メガリザードンXのフレアドライブなので、バレットパンチでミミッキュの皮はがされるのが辛かった。
最後に
この構築は負けないけど勝てない、そんな構築でした。1950~2050の間くらいをずっとさまよっていました。ポリクチといいますかテンプレのHCポリゴン2がそろそろ限界にきているようなので、来シーズンは違う構築を使いたいと思います。
Twitterを見ていても今期初2000や2100、2200がいっぱい出ておりおめでたかったです。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【SM シーズン6】ポリクチ&バナドラン【最終2006-299位】
こんにちは、たこやきです。
サン&ムーン最終シーズン(S6)お疲れさまでした。
最後のシーズンだったので楽しくいい結果を残せたらいいなと思っていたのですが、終盤全然勝てなくてパーティをころころ変更していました。そのためここでは一番最後に使用していたパーティを紹介いたします。
パーティコンセプト
以下の2パターンを勝ちの軸としパーティを作成した。
1.メガクチートや鉢巻カイリュー、DLポリ2の高火力を押し付け数的有利を取り、トリル展開後の攻撃で初手のポケモンを再利用しつつ高火力で押し切る。
2.フシギバナとヒードラン、呪いミミッキュ等で相手をけずりつつ先制技の圏内まで削り一掃する。
パーティ紹介
カイリュー@拘り鉢巻
意地っ張り
特性:マルチスケイル
191(196)-204(252)-115-x-120-108(60)
初手に投げてげきりんを打たせるのが強かった。サンダーやカバルドン、クレセリアでカイリューを見ているパーティに対しての崩し性能が高いのがメリットだが、ミミッキュ+テテフみたいなパーティにはあまり出さないようにしていた。地震は主にギルガルドやメタグロス、炎のパンチはナットレイ、テッカグヤに使用した。初手カプ・コケコやゲッコウガに対しては神速から入ることが多かった。
選出率4位。
ミミッキュ@フェアリーZ
意地っ張り
特性:化けの皮
159(228)-156(252)-104(28)-x-125-116
じゃれつく 影うち 呪い トリックルーム
フェアリーZを持っていることで対面性能が高く、呪いで崩しができ、トリックルームで味方のサポートができるため幅広い構築に対して選出した。上記のカイリューとこのミミッキュはどちらの軸でも出していた。呪いは自主退場、崩しの使い方の他に数的有利を取った時に使用してメガクチートの不意打ち連打を安定行動にしたり、ヒードランやフシギバナで詰めるために重宝した。
選出率1位。
クチート@メガストーン
意地っ張り
特性:いかく⇒力持ち
157(252)-172(252)-145-x-115-71(4)
じゃれつく 叩き落とす 炎の牙 不意打ち
技構成はメインウエポンのじゃれつくと物理受けの持ち物をなくし命中安定で攻撃できる叩き落とす、ナットレイとテッカグヤが少し重いパーティのため炎の牙を採用した。
あまり初手には置かず最後の〆に使用することが多かった。
選出率3位(ほとんどカイリューと同じだった)。
ポリゴン2@進化のきせき
控え目
特性:ダウンロード
192(252)-x-110-172(252)-115-81(4)
よくいるHC控え目ポリゴン2。10万ボルトが欲しい場面はそこそこあったがきれる技がなかった。相手のパーティにルカリオやバシャーモがいない場合は初手に置くことが多かった。
選出率2位。
ヒードラン@食べ残し
臆病
特性:もらい火
193(212)-x-127(4)-154(28)-128(12)-141(252)
マグマストーム 大地の力 どくどく 守る
最速どくまもヒードラン。相手の技構成は相手のバレルドランを崩せるように炎技+地面技とした。トリル軸がとても強く選出率は控え目だったが、出した試合はほとんど活躍してくれた。またヒードランがパーティにいるためかメガ枠がリザードン+メタグロスのパーティではメタグロスばかり選出されたのがありがたかった。
選出率6位。
フシギバナ@メガストーン
図太い
特性:しんりょく⇒暑い脂肪
187(252)-x-189(228)-146-142-104(28)
水フェアリータイプのポケモン、キノガッサや光合成を持っていないモロバレルに対してとても有利なため採用。実際キノガッサはほとんど選出されなくなったのでパーティに存在しているだけで強かった。目覚めるパワーはハッサム、ナットレイ、カミツルギへの打点として採用したが今回は使用する機会はなかった。
選出率5位。
きついポケモンや並び
型破りドリュウズ
このパーティで一番きつかったポケモン。フシギバナでドリルをよけ続けるorカイリューやクチートでうまく対面処理をするしかない。
テテフ+めざ氷バシャーモ
もともとバシャーモが少し重いが、カイリューの動きを制限されながらバシャーモを展開されるとかなり苦しい。
メガフシギバナで相手をするか、初手に出てきやすいのでメガクチートを初手に出して打ち合うことが多かった。
イーブイバトン
ほぼ無理だが、1回しか当たらなかった。その当たった1回も運勝ちした。
最後に
最終2100を目指していましたが、最終2007で終わってしまったことがとても悔しかったです。他にも壁ニャオニクス展開の構築やガルミミガッサゲングライポリ2構築などを使用していましたが思ったようにレートが伸びず、最終的にはポリクチ&バナドランを使いました。
この悔しさをばねにウルトラサン・ウルトラムーンでは頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【SM シーズン5】偽装砂スイクンマンダサイクル【最終2005-324位】
お久しぶりです。たこやきです。
S5が終わりS6の終盤に差し掛かっていますが、S5の構築を記事にしたいと思います。
今頃公開する理由ですが、S5であまりいい結果を出せなかったのが悔しくS6でもこのパーティを使ってレートで使用したかったためです。ただ、このパーティでは2100を超えるのは無理だと判断したため公開いたします。
パーティ作成の経緯
S4上位に多かったポリゴン2、テッカグヤ、ギルガルド、ゲッコウガ(草技非考慮)等に強く出れる最速の毒守みがわりスイクン(ノイクン)を軸にパーティを組み始めた。
スイクンの苦手なカミツルギやナットレイ等の草に対する役割としてボーマンダを採用。
また、同じくスイクンの苦手なカプコケコやウツロイド、カプテテフへの役割としてドリュウズを採用した。ドリュウズはミミッキュに強い点も評価し他の地面ではなくドリュウズを採用した。
ここまでで重いボーマンダ、リザードン、霊ボルトへの役割としてスカーフバンギラスを採用。バンギラスにすることでバンドリ並びに見えることを利用し、初手のマンムーやテッカグヤを誘うことができ、カバルドンの選出もされやすくなることからスイクンを通しやすくできた。
残りの2体はキノガッサや水フェアリーのポケモンが重かったためジャローダを採用しフェローチェやゲッコウガ、ゲンガーやメタグロスなどのきついポケモンを誤魔化すために霊Zミミッキュを採用した。
パーティ紹介
陽気
特性:砂おこし
175-186(252)-131(4)-x-120-124(252)
岩雪崩 かみ砕く 冷凍パンチ 炎のパンチ
技構成は対リザードン、ボルトロスに刺すための岩雪崩。ボーマンダと打ち合うための冷凍パンチは確定。かみ砕くは通りが良いメインウエポンとしての使用のほか、このパーティで重いメタグロスへの打点として使用した。炎のパンチの枠は出てきやすいナットカグヤへの打点だが相手のバンギラス用に馬鹿力が欲しい場面が少しあった。
選出率3位。
ドリュウズ@イアのみ
陽気
特性:型破り
188(20)-159(28)-81(4)-x-115(236)-149(220)
努力値の調整意図は以下の通り。
H 4n
A あまり
H-B 特化ミミッキュのシャドークローZできのみ発動
H-D 特化テテフの気合玉耐え
S 準速ミミッキュ抜き
技構成は役割対象の電気への打点兼メインウエポンの地震、ミミッキュテテフへの打点であるアイアンヘッドは確定。また、役割対象の裏にいるポケモンに使用しサイクルを有利にできる毒を採用。最後の1枠はS下げてスイクンのサポートのできる岩石封じと悩んだが受けループの突破が厳しいこともあり受けループ対策としてつのドリルを採用した。
選出率5位。
ボーマンダ@メガストーン
慎重
特性:いかく⇒スカイスキン
201(244)-165-150-x-148(196)-149(68)
八つ当たり 身代わり 羽休め 竜の舞
Sを準速ミミッキュ抜きにして残りHDにしたメガマンダ。上記の採用理由の他、ランドロスやバシャーモも見てもらっていた。毒サイクルではあるが唯一の半分回復技もちのため丁寧に扱っていた。スイクンとドリュウズの毒、ジャローダの麻痺や宿木をしっかり生かしサイクルを回しつつ抜いていけるための技構成としている。
選出率2位。
スイクン@食べ残し
臆病
特性:プレッシャー
205(236)-x-138(20)-110-135-150(252)
熱湯 毒々 守る 身代わり
この構築の軸。ほとんどのパーティに対して先発で出していた。このポケモンに対し出てくるでんきタイプへ毒々を刺すことによってボーマンダで勝つことができるようになるため意識して毒を使用していた。草タイプのポケモンの後出しには熱湯を使用することを意識した。やけどが入ればボーマンダの起点にしやすくしたりドリュウズへのモロバレルのイカサマのダメージを軽減したりできるためである。種マシンガンを持っていないナットレイや身代わりを壊せる技が1ウエポンのフシギバナモロバレルなどはppを枯らすことが出来るので序盤から相手のppの把握をしっかりすることが大切だった。
選出率1位。
ジャローダ@ウイのみ
臆病
特性:天邪鬼
176(204)-x-117(12)-99(28)-119(28)-179(236)
努力値の調整意図は以下の通り。
H 4n
H-B 特化ミミッキュのじゃれつくZできのみ発動
H-D 特化レヒレのムーンフォース確定3発
C あまり
S メガメタグロス抜き
技構成は役割対象への打点となるメインウエポンのリーフストーム、サイクルする際に有利になる宿木の種は確定。次に、宿木の種を入れた相手に負担をかけていける身代わりを採用したが、食べ残しはスイクンが使用しているため持ち物が悩んだ。そんな時に半分回復きのみを持ったやどみがジャローダで2100を超えている記事を見かけ使ってみようと思い採用した。最後の1枠は蛇にらみを採用したがこれはボーマンダ、ゲンガーの後出しに対して使用したいため採用した。これによりバンギラスやボーマンダで相手のボーマンダとゲンガーの処理を楽にできたのでよかった。
ただ、このポケモンは命中90の技を何度も使用しなくてはならないため、あまり信用できなかった。
選出率6位。
ミミッキュ@ゴーストZ
意地っ張り
特性:化けの皮
159(228)-156(252)-104(28)-x-125-116
じゃれつく シャドークロー 影うち 剣の舞
サイクルに参加できるようにHAに努力値を割いた。このパーティは雷パンチを持ったメガメタグロスで壊滅するためメタグロス入りには初手に出すことを心掛けていた。このポケモンは誤魔化せる範囲がとても広いのでミミッキュ以外の3体では相手の6体に対応できない場合は選出した。またフェローチェ入りには確実に選出した。
選出率4位。
基本選出
特になし。一番多かった選出パターンはスイクン+バンギ+ボーマンダ。
対受けループにはドリュウズ+ボーマンダorスイクンorミミッキュから2体を選出していた。
また、初手に出てくるゲンガー、ボルトロス、リザードンは高確率で気合玉持ち。
そのため初手にバンギラスを出してボルトロスとリザードンにはいわなだれ、ゲンガーにはミミッキュ引きがそこそこ安定していた。
きついポケモンや並び
雷パンチメガメタグロス
ミミッキュで対面処理をするかある程度削ってバンギのかみ砕くで処理するしか処理方法がないためとてもきつかった。
バンギラスがこのメガボーマンダに勝てないため当たったら負けていた。ミミッキュで誤魔化すことはできるがそれでも厳しいのできつかった。
イーブイバトン
ピクシーにつながれて負けなのでドリュウズでつのドリルかジャローダを上手く展開する以外で勝てない。
最後に
このパーティは使っていてとても楽しかったのですが、メガボーマンダ以外が命中不安の技を持っていて勝つときと負けるときのムラがすごい激しかったです。またきついポケモンが環境に多いメガメタグロスとメガボーマンダなのは流石に辛かったのでS6では別のパーティで上を目指せたらいいなと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
【SM シーズン4】壁ニャオニクス展開木の実とZ【最終2101-74位】
こんにちは、たこやきです。
S4お疲れさまでした。
この構築は最後の3日間で使用していたものになります。(TNつちのこ)
2200には全く届きませんでしたが、2100に乗せることができて嬉しかったです。
次は2200を目指したいと思います。
パーティコンセプト
ニャオニクスで壁を張って、積んで殴って積んで殴るパーティとなっている。
このシーズンはポケモンの型が多様化し環境を読むのが難しいシーズンだったため、不意の役割破壊技や状態異常持ちに比較的安定して打ち合いができるように壁+カプ・レヒレが強いのではないかと考えパーティを組み始めた。その他のポケモンを選んだ基準は積んで3縦を行えるスペックのあるものを選択した。
パーティ紹介
ニャオニクス@ひかりのねんど
図太い
特性:いたずらごころ
181(252)-x-114(60)-104(4)-115(108)-135(84)
サイコキネシス リフレクター 光の壁 あくび
パーティの軸。受けループやどうしても他3体を選出したいとき以外は初手に選出する。技構成や調整先はテンプレだがコンセプトの両壁、最大打点のサイコキネシス、起点作成と後続の無償降臨用のあくびはどれも優秀だった。調整先は以下の通り。
H-D C無振りメガゲンガーのシャドボ耐え(壁込みで2耐え)
S ガッサ抜き
D > B
いたずらごころが悪タイプに無効になったが、悪タイプにはレヒレ引きが安定するのであくびが使えなくてもあまり問題なかった。あくびとミストフィールドは相性が悪いのでレヒレに引く場合は注意が必要。
選出率1位。
カプ・レヒレ@マゴのみ
控え目
特性:ミストメーカー
175(236)-x-135-161(252)-150-108(20)
ムーンフォース 波乗り 目覚めるパワー炎 瞑想
マゴのみ持ちの瞑想レヒレ。壁と半分回復きのみの相性がとてもよく、レヒレを対面のポケモンで削って裏から早いポケモンで倒そうとする動きを許さなかった。壁下で瞑想してしまえばゲンガーやコケコを返り討ちにしつつマゴのみが発動するという展開が何度もあり強かった。努力値はS4振りロトム抜き残りHC。
選出率2位。
カビゴン@フィラのみ
意地っ張り
特性:くいしんぼう
254(148)-143-117(252)-x-144(108)-50
やつあたり 地震 鈍い リサイクル
フィラのみもち鈍いカビゴン。レヒレ同様に壁と半分回復のきのみの相性がよく、ニャオニクスを見て初手に出てくるギルガルドへの引き先としてカビゴンを採用した。このポケモンが起点にできる範囲は広く主にリザYやコケコ、マンダ、グロスあたりを見てもらっていた。炎のパンチではなく地震なのは役割対象のギルガルドにキングシールドで攻撃ダウンの択を迫られるのが嫌だったのと積みエース4体がナットレイに勝てるため。
選出率4位。
ボーマンダ@メガストーン
慎重
特性:いかく⇒スカイスキン
201(244)-165-150-x-155(244)-143(20)
やつあたり 身代わり 羽休め 竜の舞
Sを最速ヒードラン抜き抜き(準速90抜き)にし残りをすべてHDに回した慎重ボーマンダ。壁があればボルトロスやサンダー、スイクンですら起点にできる。ヘラクロス入りやレヒレが出せないバシャーモ入りに対して選出した。
選出率5位。
カミツルギ@アクZ
ようき
特性:ビーストブースト
149(116)-221(76)-152(4)-x-63(92)-172(220)
リーフブレード 聖なる剣 辻斬り 剣の舞
ミミッキュ入りやキノガッサ入りに選出。舞った時に後だしされるウルガやリザを飛ばせるアクZ型にし抜き性能を高めた。調整は他の人のを参考にさせていただいたもので前期の流用個体だがテテフのフィールド込みサイコキネシス耐え(壁で2耐え)のもの。壁があればC特化レヒレのめざ炎も耐える。ミミッキュが多かったため選出する機会が多かった。
選出率3位。
フェローチェ@カクトウZ
控え目
特性:ビーストブースト
146-x-66(68)-201(204)-57-201(236)
きあいだま さざめき 冷凍ビーム 蝶の舞
本ロムで使っていたフェローチェと同じ個体。さざめきの枠はめざ岩にしたかったが、このフェローチェはめざ地個体で新しく育成が間に合わなかったのでそのまま使用した。もともとこの枠は剣の舞を持った炎Zバシャーモを使用していたが、バシャーモがものすごいメタられていると感じたためフェローチェに変更した。テッカグヤ、カビゴンなどが役割対象。
選出率6位。
基本選出
ニャオニクス+刺さっている2匹
ニャオニクスで壁を張って壁を盾にレヒレかカビゴンで打ち合いを行い、残り壁が1ターンでもあればZ持ちのフェローチェかカミツルギで積んで一掃する流れが理想。ボーマンダは打ち合いにも一掃にも使えるためどこかと入れ替えて使う。ただ相手パーティによってはレヒレ、カビゴンやフェローチェ、カミツルギといった選出もする。
また、受けループ相手には以下の選出をすることが多かった。
きついポケモン
物理デンキZコケコ
初手コケコ、ニャオニクス対面は光の壁から入るが一撃で吹き飛ばされてしまいほぼ勝てない。
叩きクチート
リフレクター込みで7割以上ニャオニクスが削れ、光の粘土を落とされてしまうため光の壁のターンが少なくなってしまいシビアになる。また、レヒレカビゴンのきのみを落とされるのも厳しい。
挑発化身ボルトロス
カビゴンに何とかしてもらいつつ、化身ボルトを引かせてニャオニクスを出し壁を張るしかない。それか化身ボルトをみたら壁選出をあきらめる。
ニャオニクスを倒されてから出されると壁ターンを枯らされるため上手く守る身代わりに合わせて積むしかない。
イーブイバトン
こちらのパーティもほぼ無理。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!
【SM シーズン4】ごり押しゲロゲローチェ【最終2106-52位】
はじめまして、たこやきと申します。
S4終盤で使用していた構築です。
まだ少しS4が終わるまで時間がありますが別の構築を使いたいので、公開します。
パーティコンセプト
S3の構築記事を読んでいるときに「こんなに強いポケモンがなぜ環境に少ないのか全く理解できない」との記載が目に入り、そんなに強いのであれば使おうと思ってパーティを作成した。そのポケモンはこいつ。
このフェローチェで全抜きすることを一番大きな勝ち筋として採用したパーティとなっている。実際S4でもフェローチェは環境に刺さっており何度も3縦をした。
パーティ紹介
フェローチェ@カクトウZ
控え目
特性:ビーストブースト
146-x-66(68)-201(204)-57-201(236)
きあいだま さざめき 冷凍ビーム 蝶の舞
パーティのエース。後述するガマゲロゲのステロから蝶の舞やビーストブーストを駆使して全抜きを狙う。
調整は参考元の調整そのままだが、Sを130属抜きにしてBをステロ+ハッサムなどの先制技で死なないようにしたものである。
技構成はメインウエポンのきあいだま、抜き性能を上昇させる蝶の舞は確定。
残りはさざめき、冷凍ビーム、めざパから選択だがグライオン、ボーマンダが環境にかなり多く打ちた場面がほかの技より多かったため冷凍ビームと終盤増えていたクレセやオニゴーリに刺さるさざめきとした。めざ地はCが1段階上がっていてもゲンガー、ギルガルドを落とせずコケコはC+1Zきあいだまで落ちるためあまりほしい場面を感じなかった。ただドヒドイデへの打点がなくなるため裏でドヒドイデを厚く見れるようにした。めざ電・岩もC+1ステロ込みZきあいだまでたいていのギャラ、リザ、ウルガは落ちるため必要と感じなかった。
ポリ2、スイクン、A無振りカグヤ、グライ、ランド、オニゴーリあたりには対面で蝶の舞を積める。(Zや一撃非考慮)
選出率2位。
ガマゲロゲ@気合のたすき
ようき
特性:貯水
180-147(252)-95-x-96(4)-138(252)
じしん 岩石封じ がむしゃら ステルスロック
ステロまき兼削り役。ほぼ全試合初手にだして仕事をしてくれた。
採用理由は以下の通り。
・先発ステロ持ちを縛ってくるアシレーヌとゲッコウガに対し、削りを入れつつステロを巻ける。
・がむしゃらによりフェローチェのビーストブーストの起点を作ることができる。
・でんきの一貫を切ることができる。
・キノガッサより早い。
・フェローチェのきついゲンガー、ガルド、バシャに強い(大きく削ることができる)
努力値振りは出来るだけ相手を削る必要があり、貯水により水ポケモンの先制技で縛られる心配がないためAS252とダウンロード対策でD4に振ったがHが10nとなってしまっているのでSを1削ってHに1回したほうがよかった。
また、受けループ相手にもがむしゃらによる強引な削りで崩しを行ってくれていた。
選出率1位。
ゲンガー@メガストーン
おくびょう
特性:呪われボディ⇒かげふみ
135-x-100(4)-222(252)-115-200(252)
フェローチェのきついブルル、ドヒド、アシレ、レヒレ、マリに強いため採用。
サイコキネシスはドヒドに打つほかバシャーモに使用した。見せ合いでブラッキーがいることから催眠身代わり型にみえるため身代わり警戒で守られずに倒せた試合がいくつかあった。ステロ+サイキネで耐久無振りのメガバシャは倒せる。こごえるかぜはマンダへの起点回避のために採用。鬼火だと裏がほぼフェローチェのため舞われた時点で負けになるためこごえるかぜにした。
選出率はゲンガー、ブラッキー、テッカグヤ、マンダでほぼ同率。
ブラッキー@バンジの実
ずぶとい
特性:シンクロ
201(244)-x-178(252)-x-150-87(12)
イカサマ あくび 身代わり バトンタッチ
フェローチェの起点づくりが役割。あくびループを耐久ポケモンを寝かせることで抜けようとしてくるプレイヤーが多かったので身代わり、バトンタッチ型にした。ゲロゲに対して投げてくるポリゴン2やナットレイを起点に身代わりあくびバトンを使用する。テッカグヤもSを振っていない場合とゲロゲで岩石封じを入れていた場合は無振りヘビーボンバーを身代わりが乱数でたえるため、起点にできた。また、フェローチェがきついギルガルドを見るのも役割の1つとしていた。持ち物のバンジの実は生きていれば確実に身代わりを張れるようにと強引にミミッキュをブラッキーで相手するために採用した。他にもトリル軸にターン稼ぎのために出していた。
テッカグヤ@ヒコウZ
いじっぱり
特性:ビーストブースト
173(4)-168(252)-123-x-121-113(252)
ヘビーボンバー 空を飛ぶ 地震 ボディパージ
フェローチェのきついミミッキュ、テテフを起点に展開していく第2のエース。
努力値は最大火力が出せるようにA252は確定。Sも準速ガルドやジバコイルを抜きたかったため252振りとした。
メインウエポン兼役割対象への遂行技であるヘビーボンバー、抜き性能を高めるための空を飛ぶZ、ギルガルドとメタグロスへの打点である地震、S上昇し全抜きを狙うためのボディーパージを採用。無振りギャラやリザであればステロ+Zで落とすことができる。
ボーマンダ@メガストーン
慎重
特性:いかく⇒スカイスキン
201(244)-165-150-x-148(196)-149(68)
恩返し 身代わり 羽休め 竜の舞
ここまでできついバシャーモ、ヘラクロス、(オニシズクモ)をみる枠。
Sを準速ミミッキュ抜きにして残りHDにした普通のメガマンダ。
受けループにも選出するため身代わり羽休め型とした。こいつに関しては特に言うことはなく無難に強かった。
基本選出
ゲロゲ+フェローチェ+@1
よっぽどフェローチェが通っていない限りは上記の選出をする。テテフバシャみたいなのにはカグヤ、マンダを選出したりした。
きついポケモンや並び
残飯ガルド+グライオン+ポリ2
ガルドを凍らせないと崩せないがブラッキーとフェローチェを組み合わせれば冷凍ビームのppを使いきるくらいまで試行回数が稼げたので2回ほど凍らせて突破した。
催眠ゲンガー
催眠術をかわすしかない。
イーブイバトン
ほぼ無理。
最後に
ここまで読んでいただきありがとうございました!